碁石海岸は三陸海岸を代表する景勝地であり、碁石浜・えびす浜・碁石岬・千代島・乱曝谷・雷岩・赤土倉・穴通磯の八つに見所があります。
波によって磨かれた黒い玉砂利が、一面に敷きつめられた海岸です。この黒い玉砂利は伊達藩(現宮城県仙台市)のお殿様へ献上されたと言われております。
大漁と海上安全を祈って恵比寿さまを祀った祠がありこの名で呼ばれています。
北緯38度59分10秒、東経141度44分30秒。末崎半島の先端にあたる碁石岬は、高さ10.5メートルの白い灯台が目印です。ぜひ展望台からの景色をお楽しみください。
碁石岬に抱かれるように岸壁に卓立し、よじ登ることもできないような岩島です。現在はウミネコの繁殖地になっており、初夏にはヒナも沢山見えます。
向かい合うように切り立つ、高さ数十メートルの断崖絶壁です。その絶壁に激しく打ち付ける三陸の荒波は自然の厳しさ、そして雄大さを訴えてきます。
洞穴に打ち付ける波によって圧縮された空気が出す音が雷の音に似ていることから雷岩という名称がつきました。 「残したい日本の音風景100選」に選ばれたこの音をぜひ生で聴いてみてください。
以前この浜には5色の石があり珍しがられていました。浜の東側には「巾着岩」という大きな岩島があり、別名「烏帽子岩」と呼ばれています。
三陸の大自然が造った造形美である穴通磯は、大船渡市の景勝地としても有名です。 海水の浸食によって開いた3つの大きな洞門は見る者を圧倒します。 小型遊覧船に乗り、「洞門を通り抜けると幸せになる!?」と言われております。みなさまもぜひお試しください。
碁石海岸の名前の由来が、この黒い玉砂利のある「碁石浜」。夏には磯遊びをする子供たちの姿も見られる穏やかな浜です。
昭和33年に碁石岬に設置された白い小さな灯台です。平成28年8月には恋人の聖地として 『恋する灯台』に認定されました。 ここに訪れると恋する2人の仲が深まるとか。
末崎半島の先端にある展望台です。お隣の陸前高田市広田半島を望める絶景の展望台です。晴れていると、宮城県の金華山も見る事が出来ます。
地元気仙大工の伝統技法を用い、釘を一本も使用せず作られています。市民や観光客の休憩場所としても人気で、とくに最近では東屋内の海神様を撮影していく方も多くみられます。
波が打ち寄せると、波の圧力に押されて海水が吹きあがります。お日様の角度によっては虹がかかることもあり、知る人ぞ知る見所スポットの一つとなっています。
碁石海岸インフォメーションセンターから3分の展望台です。遊歩道も整備されているので車イスでも利用可能です。展望台からはワカメやカキ等の養殖棚が見られます。